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肘関節の痛み:関節炎、変形性肘関節症と手術をしない治療
変形性関節症と聞いて、まず肘を思い浮かべる人は多くありません。しかし肘の痛みはよくある悩みです。原因は、関節のすり減り、炎症、あるいは関節のまわりの腱の使いすぎなどさまざまです。この記事では、それらの見分け方、原因、診断の進め方、手術をしない治療の内容、そして硬く痛む肘を放置しない方がよい理由を説明します。

30秒でわかる要点
- 肘の痛みは、関節のすり減り、関節の炎症、腱の使いすぎのいずれかが原因です。
- 変形性肘関節症は、過去のけがや長年の重い負担の後に起こることが多いです。
- レントゲンはすり減りを、超音波は腱や水を、MRIは軟骨を映します。
- 治療の基本はリハビリで、適した場合に超音波ガイド下でPRPやSVFを加えます。
- 肘のトラブルを放置すると、動きが長く失われてしまうことがよくあります。
肘関節の痛み:関節炎?それとも変形性関節症?
この二つの言葉は似ていますが、指しているものは異なります。変形性関節症は、骨の端を覆う軟骨が少しずつすり減っていく状態です。一方、狭い意味での関節炎は関節の炎症のことで、関節リウマチや痛風などで起こります。日常的には、この二つが混同されることがよくあります。
さらに、とても多い三つ目の原因があります。肘の内側と外側の骨の出っ張りに付着している腱です。これらの腱を使いすぎると、いわゆる「テニス肘」や「ゴルフ肘」が起こります。肘のあたりが痛みますが、関節そのものの病気ではありません。治療法が異なるため、まずこの三つを見分けることが第一歩です。
変形性肘関節症と肘の関節炎の原因
肘は膝や股関節ほど体重を支えないため、年齢だけが原因ですり減ることは比較的まれです。多くの場合、はっきりした理由があります。
- 過去のけが。骨折、脱臼、軟骨の損傷が、何年もたってから変形性関節症につながることがあります。
- 重労働やスポーツ。投てき競技、ウエイトリフティング、振動する工具を使う作業など、繰り返しかかる負担です。
- 炎症性の病気。関節リウマチは、手や手首とともに肘にも起こることがよくあります。乾癬性関節炎や痛風が肘に起こることもあります。
- 感染。まれですが緊急性の高い原因で、多くの場合、関節が熱を持ち、赤く腫れます。
一方、腱のトラブルは、ラケット競技、キーボード入力、塗装、工具の使用など、物を握る動作や手首の動きの繰り返しが主な原因です。
症状と進行度
肘のすり減りや炎症でよく見られるサインは次のとおりです。
- 使っている最中や使った後に、関節の奥が痛む
- 特に朝や休んだ後に、こわばる
- 腕を完全に伸ばしたり曲げたりしにくい
- ポキポキ鳴る、きしむ、関節が引っかかる・ロックする感じがする
- 腫れがある(炎症性の関節炎でより多く見られます)
- 腫れた関節が神経を圧迫すると、薬指と小指がしびれる
腱のトラブルでは感じ方が異なります。痛みは外側または内側の骨の出っ張りにあり、前腕に広がり、物を握る、カップを持ち上げる、ドアノブを回すといった動作で起こります。一方で、関節そのものは自由に動きます。
- 初期
- 使った後のだるい痛み、腕が最後まで少し伸びにくい
- 中期
- 日常の動作での痛み、関節の音、はっきりしたこわばり
- 進行期
- 安静時の痛み、動く範囲の大きな制限、関節のロック
診断の流れ
- 問診と診察。医師がけが、仕事、スポーツについて尋ね、痛む場所を正確に確認し、腕がどこまで曲がり、どこまで伸びるかを測ります。
- レントゲン。関節のすき間の狭まり、骨棘(骨のとげ)、関節内の遊離体がわかります。変形性関節症の基本となる検査です。
- 超音波検査。腱、関節内の水、炎症を確認でき、テニス肘やゴルフ肘の確認にも役立ちます。
- MRI。軟骨、靭帯、遊離体をより詳しく調べる必要があるときに追加します。
- 血液検査。炎症性の関節炎や痛風が疑われる場合に行い、その際はリウマチ専門医も加わります。
お住まいの国で最近撮影した画像や検査報告書があれば、オンラインでの最初の評価にも十分なことがよくあります。

手術をしない治療:リハビリ、PRP、SVF
負担の調整とリハビリ
痛みを引き起こす動作を減らすことで、組織が落ち着く時間ができます。その後、理学療法士が前腕と肩の筋肉の可動域と筋力を回復させるプログラムを行います。腱のトラブルでは、少しずつ負荷を上げていく運動プログラムが治療の中心で、改善には通常数週間から数か月かかります。握り方や道具、スポーツのフォームを見直すことも再発予防に役立ちます。
薬
医師が選ぶ痛み止めや炎症を抑える薬で、痛みが強い時期を和らげられることがあります。炎症性の関節炎では、リウマチ専門医による治療が必要です。短期間の症状緩和のためにステロイド注射が使われることもあります。これらは一般的な選択肢であり、どれかが合うかどうかはカウンセリングで判断します。
PRPとSVF
PRPは、ご自身の血液を少量採って作る、血小板を多く含む血漿です。SVFは間質血管細胞群のことで、ご自身の脂肪組織の小さなサンプルから取り出した細胞の混合物です。これらを超音波で確認しながら関節内や痛む部位に注入し、痛みや炎症を和らげ、組織をサポートします。PRPは複数回のコースで行うこともでき、関節の変化がより進んでいる場合には、一般にSVFを血漿と組み合わせて用います。炎症性の関節炎では、どちらの方法もリウマチ専門医の診療の代わりにはなりません。施術の流れは関節治療のページで紹介しています。
肘の痛みを放置するリスク
治療をしないままの肘のトラブルが、そのままの状態でとどまることはあまりありません。無意識のうちに腕をかばうようになり、関節は少しずつ最後の数度の動きを失っていきます。こうして失われた動きは、後から取り戻すのが難しくなります。そのほかのリスクには、次のようなものがあります。
- 軟骨のすり減りがさらに進み、骨棘が大きくなる
- 遊離体によって関節がロックする
- 尺骨神経が圧迫され、手のしびれや力の低下が起こる
- 同じ側の肩や手首に負担がかかる
- 炎症性の関節炎がコントロールされていないと、ほかの関節も傷む
遊離体や骨棘を取り除く関節鏡視下手術や、まれに人工肘関節置換術などの手術は、手術をしない治療で効果が得られなくなった場合に検討されます。これは一般的な情報であり、手術の選択は外科医が行います。肘が熱を持って赤く腫れ、発熱がある場合や、転倒後に肘の形が変わって見える場合は、すぐに医療機関を受診してください。

City Medical Centreで一人ひとりに合った計画を
City Medical Centreは、海外からの患者さんを受け入れているクリニックで、肘の痛みを手術をせずに治療しています。ご自身の血液から作るPRPと、ご自身の脂肪組織を使うSVF細胞治療を、超音波で確認しながら注入します。当クリニックでは関節鏡視下手術、人工肘関節置換術、ステロイド注射は行っていません。画像からこれらのいずれかの方が適していると判断される場合は、医師がそのことを率直にお伝えします。初回のカウンセリングは無料で、オンラインでも受けられます。
レントゲン、超音波検査、MRIの画像と症状の簡単な説明を送っていただければ、医師が確認します。PRPやSVFがあなたの状態に合っている場合は、医師が治療計画を説明して費用をお伝えし、その金額は契約書に明記されます。最初のメッセージから経過観察の診察まで専任のコーディネーターがサポートし、検査結果や質問はTelegramで送ることができます。詳しくは関節治療のページをご覧ください。
出典
よくある質問
けがをしていないのに肘が痛むのはなぜですか?
最も多いのは、テニス肘やゴルフ肘のように、物を握る動作の繰り返しで腱に負担がかかっているケースです。そのほか、長年の重労働やスポーツによる関節のすり減り、関節リウマチや痛風などの炎症性の病気も原因になります。首や肩の痛みが肘に響いていることもあります。
変形性肘関節症にPRPは効果がありますか?
PRPは、関節のすり減りや腱の使いすぎによる痛みや炎症を和らげることが期待でき、特にリハビリと組み合わせると効果的です。初期から中期に最も効果が出やすい治療です。炎症性の関節炎では、リウマチ専門医の治療の代わりにはなりません。合うかどうかは画像を確認したうえで医師が判断します。
変形性肘関節症はどのように診断しますか?
診察とレントゲンで、関節のすき間の狭まりや骨棘を確認します。超音波検査は腱や関節内の水の評価に役立ち、軟骨や靭帯、遊離体を詳しく調べる必要がある場合はMRIを追加します。炎症性の関節炎が疑われる場合は血液検査も行います。
肘の関節炎を治療せずにいるとどうなりますか?
肘の動きが少しずつ失われ、特に腕を最後まで伸ばせなくなることがよくあります。軟骨のすり減りや骨棘が進み、遊離体で関節がロックしたり、腫れが神経を圧迫したりすることもあります。コントロールされていない炎症性の関節炎は、ほかの関節も傷めるおそれがあります。
肘の治療にはどのくらい時間がかかりますか?
腱のトラブルは、リハビリによって通常数週間から数か月で改善します。PRPやSVFの後は、最初の1か月で痛みが和らぐことが多く、数か月かけて効果が十分に現れてきます。効果がどのくらい続くかは人によって異なります。
ご自身のケースについてご質問はありませんか?無料カウンセリング
Telegramでコーディネーターにご連絡ください。チャットで直接お返事し、写真やご質問もそのままお送りいただけます。
- 初回カウンセリングは無料、オンラインでも受けられます
- 費用は診察後に医師がお伝えし、契約書で確定します
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