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手術をしない半月板損傷の治療:保存療法が効果的なときと、それだけでは足りないとき

半月板損傷はひざのけがのなかでも特に多いもので、必ず手術になると思っている人も少なくありません。しかし実際には、損傷の多く、とくに大人に多い変性による断裂は、手術をせずに治療されています。この記事では、半月板の役割、断裂のタイプの違い、画像検査が大切な理由、PRPやSVFの注射を含む手術以外の選択肢、そして手術が必要なサインについて説明します。

City Medical Centre 編集部更新日

手術をしない半月板損傷の治療:保存療法が効果的なときと、それだけでは足りないとき

30秒でわかる要点

  • 半月板損傷の多く、とくに変性による断裂は、手術をせずに治療されます。
  • 血流がよく、治る見込みがあるのは半月板の外側のふちだけです。
  • MRIで断裂のタイプと位置がわかり、治療方針の決め手になります。
  • PRPやSVFは、医師が画像を確認したうえで選択肢になります。
  • ひざがロックする場合や大きな急性の断裂は、ふつう外科医の診療が必要です。

半月板損傷は手術をしなくても治るのか

断裂のタイプと場所によって異なります。半月板で血流がよいのは外側のふちだけです。この外側の部分の小さな断裂は、自然に治ることがあります。血流の乏しい内側の断裂はふつう治りませんが、症状が出なくなることもよくあります。

ここ数年の研究で、中高年に多い変性による断裂の多くでは、計画的なリハビリテーションが関節鏡手術と同じような結果をもたらすことがわかってきました。そのため、ひざがロックするなどの機械的な問題のサインがない限り、ガイドラインでは一般に保存療法から始めることがすすめられています。

半月板の役割と損傷のしかた

ひざには左右に1つずつ、太ももの骨とすねの骨の間にC字型の軟骨のクッションである半月板があります。衝撃を吸収し、関節にかかる負担を分散させ、ひざを安定させる役割を担っています。

断裂の起こり方には、主に2つあります。

半月板損傷の症状と程度

よくみられる症状は次のとおりです。

診断:なぜMRIが大切なのか

医師はまず経過を聞き、半月板に負担をかけるテストを含めて診察します。これらは有力な手がかりになりますが、断裂の大きさ、形、位置まではわかりません。

診断:なぜMRIが大切なのか

手術をしない治療:安静、リハビリ、PRP、SVF

保存療法は、ふつう段階的に進めます。

注射だけでは足りないとき

次のような場合は、保存療法ではなく整形外科医の診療が必要です。

注射だけでは足りないとき

City Medical Centreで自分に合った治療計画を

City Medical Centreでは、半月板の病気やけがを手術をせずに治療しており、その方法は2つです。ご自身の血液を使うPRPと、ご自身の脂肪組織から得たSVFによる細胞療法で、すべての注射を超音波で確認しながら行います。上で紹介したリハビリテーションや関節鏡手術は一般的な情報です。画像から注射が適切な方法ではないとわかった場合は、カウンセリングで医師がそのようにお伝えします。

出典

よくある質問

半月板損傷は自然に治りますか?

血流のよい半月板の外側のふちにある小さな断裂は、治ることがあります。内側の断裂はふつう治りませんが、時間がたち、リハビリを続けるうちに痛まなくなることがよくあります。MRIで断裂の場所がわかり、今後の見通しを立てるのに役立ちます。

半月板損傷にPRPは効きますか?

PRPは炎症や痛みを和らげ、組織を支える可能性があり、効果を示す研究もありますが、根拠はまだ限られています。リハビリを含む治療計画の一部として行うと最も効果が期待できます。あなたに合うかどうかは、医師が画像を確認したうえで判断します。

半月板損傷に手術が必要かどうかは、どうすればわかりますか?

ひざがロックする、若い人の大きな急性の断裂、靱帯が不安定な断裂、数か月しっかりリハビリをしても症状が強い、といった場合は手術が検討されます。判断には、MRIを含めた整形外科での評価が必要です。

手術をしない場合、半月板損傷の回復にはどれくらいかかりますか?

多くの人は6〜8週間のリハビリで改善を感じ、回復は数か月続くことがよくあります。注射のあとは、ふつう最初の数週間で痛みが少しずつ和らぎ、その後の数か月でさらに改善していきます。期間は断裂の状態や活動量によって異なります。

半月板が損傷していても歩けますか?

ほとんどの人は半月板損傷があっても歩けますが、痛みが出たり、ひざが腫れたりすることがあります。医師がひざを評価するまでは、ひねる動き、深いしゃがみこみ、ランニングは避けてください。ひざがロックしたり、ひざくずれが起きたりした場合は、早めに医師に相談してください。

ご注意。本記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。どの手術にも禁忌やリスクがあり、適した方法は医師の診察を経て初めて決まります。

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