City Medical Centre · 総合外科クリニック毎日10:00–18:00

関節治療8 分で読めます

股関節の大腿骨頭壊死症:早期の段階でできること

大腿骨頭壊死症は、太ももの骨の先端(大腿骨頭)の一部に十分な血液が届かなくなることで起こります。骨がつぶれる前の早い段階であれば、関節を守れる可能性が十分にあります。この記事では、病気が起こる理由、注意すべきサイン、MRIが最も重要な検査である理由、病期ごとにできること、そして注射だけでは足りなくなるタイミングについて説明します。

City Medical Centre 編集部更新日

股関節の大腿骨頭壊死症:早期の段階でできること

30秒でわかる要点

  • 大腿骨頭壊死症は、血流不足によって大腿骨頭の骨が死んでしまう病気です。
  • 大切なのは、大腿骨頭がつぶれて形が変わる前に対処することです。
  • 早期の変化はMRIでわかり、初めのうちはレントゲンでは正常なことが多いです。
  • SVFとPRPは早期に治療計画の一部として用いられますが、効果の保証はありません。
  • 骨頭がつぶれた後は、外科医と人工股関節について話し合うことが多くなります。

早期の大腿骨頭壊死症は治療できる?

はい。しかも、ほかの多くの関節の病気よりも、治療を始めるタイミングが大きな意味を持ちます。大腿骨頭壊死症(骨壊死)では、血液が十分に届かないために大腿骨頭の骨組織が死んでしまいます。初めのうちは骨の形は保たれていますが、やがて弱くなった部分にひびが入ってつぶれ、股関節は急速にすり減っていきます。

骨に何が起きているのか、その理由

大腿骨頭への血流はもともと限られています。細い血管が傷ついたり詰まったりすると、その部分の骨の細胞に酸素が届かなくなり、細胞が死んでしまいます。体はその部分を修復しようとしますが、この修復の過程そのものが、一時的に軟骨の下の骨を弱くすることがあります。

知られている原因や危険因子には、次のようなものがあります。

骨に何が起きているのか、その理由

早期の症状と危険因子

ごく初期にはまったく症状がなく、ほかの検査で偶然見つかることもあります。痛みが出てくる場合は、一般に次のような特徴があります。

早期診断にMRIが欠かせない理由

早期にはまだ骨の形が変わっていないため、レントゲンではまったく異常が見られないことがよくあります。MRIでは、骨髄のむくみ(浮腫)や、壊死した部分に特徴的な境界線を、レントゲンより数週間から数か月早くとらえることができます。また、壊死の範囲や位置もわかり、これが今後の見通しに影響します。

病期と、それぞれの段階でできること

医師はいくつかの分類を使います。簡単にまとめると、次のようになります。

再生医療という選択肢:早期のSVFとPRP

SVFは間質血管細胞群のことで、ご自身の脂肪組織の小さなサンプルから取り出した細胞の混合物です。PRPは、ご自身の血液から作る血小板を多く含む血漿です。これらを組み合わせ、超音波で確認しながら股関節に注入することで、痛みや炎症を和らげ、組織にとってより良い環境を整えることを目指します。

注射だけでは足りない場合

次のような場合は、注射だけで十分な効果を得るのは難しいと考えられます。

注射だけでは足りない場合

City Medical Centreで一人ひとりに合った計画を

City Medical Centreは、海外からの患者さんを受け入れているクリニックで、早期の大腿骨頭壊死症を含む関節の病気を、手術をせずに治療しています。ご自身の脂肪組織を使うSVF細胞治療と、ご自身の血液から作るPRPを、超音波で確認しながら注入します。骨髄減圧術や人工股関節置換術は当クリニックでは行っていません。画像から手術の方が適していると判断される場合は、医師がそのことを率直にお伝えします。初回のカウンセリングとMRI・レントゲン画像の確認は無料で、オンラインでも受けられます。

出典

よくある質問

大腿骨頭壊死症は元に戻りますか?

すでに死んでしまった骨が元に戻ることはありません。ただし、大腿骨頭がつぶれる前の早い段階であれば、進行をゆるやかにし、関節を長く保てる場合があります。診断が早いほど、選べる方法も多くなります。経過には個人差があります。

早期の大腿骨頭壊死症にSVF治療は効果がありますか?

SVFはPRPと組み合わせて、早期の段階で痛みや炎症を和らげ、組織をサポートする目的で使われます。負担の軽減や原因への対処を含む治療計画の一部であり、骨頭がつぶれる前に行うのが最も意味があります。効果には個人差があり、最近のMRIを確認したうえで医師が適否を判断します。

大腿骨頭壊死症の最初のサインは何ですか?

多くは脚の付け根の痛みで、ときにお尻や太ももが痛むこともあり、歩いたり立っていたりすると強くなります。進むと安静時や夜間にも痛み、脚を内側にひねる動きがこわばって痛くなります。ごく初期には症状がないこともあります。

大腿骨頭壊死症を早く見つけられる検査は?

MRIです。早期にはレントゲンが正常であることが多い一方で、MRIではすでに壊死した部分や骨髄のむくみが確認できます。そのうえでレントゲンを使い、大腿骨頭がつぶれ始めていないか、関節がどの程度すり減っているかを確認します。

壊死で人工股関節が必要になるのはどんなときですか?

通常は、大腿骨頭がつぶれて関節面がすり減り、治療を続けても痛みや歩行の制限が続く場合に検討されます。判断は、画像、年齢、活動量をもとに整形外科医が行います。

ご注意。本記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。どの手術にも禁忌やリスクがあり、適した方法は医師の診察を経て初めて決まります。

ご自身のケースについてご質問はありませんか?無料カウンセリング

Telegramでコーディネーターにご連絡ください。チャットで直接お返事し、写真やご質問もそのままお送りいただけます。

Telegramでコーディネーターにご相談ください

チャットで直接お返事します。写真も送れます

Telegramで相談する

メッセージを送信すると、プライバシーポリシーに同意したものとみなされます

あわせて読みたい