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植毛7 分で読めます

植毛の禁忌:植毛では改善しないのはどんなとき?

植毛は、後頭部の健康な毛包を薄くなった部分へ移す治療です。男性型・女性型の脱毛症にはよく効きますが、状況によっては効果がなかったり、かえってリスクになったりすることもあります。この記事では、植毛では改善できない脱毛のタイプ、植毛を避けるべき病気や心理的な要因、そして正しい診断と治療のためにまず何をすべきかを説明します。

City Medical Centre 編集部更新日

植毛の禁忌:植毛では改善しないのはどんなとき?

30秒でわかる要点

  • 植毛は今ある髪を配置し直す治療で、脱毛の原因そのものは治しません。
  • 男性型脱毛症には向いていますが、円形脱毛症には適しません。
  • 病気、ストレス、ホルモンの乱れによる脱毛は、治療で回復することが多いです。
  • 傷あと、薄いドナー部、一部の病気は、手術を制限したり不可能にしたりします。
  • まず皮膚科で診断を受け、植毛はその後に検討します。

施術の基本データ

  • 入院期間日帰り
  • 最終的な仕上がり12–18 か月
  • 麻酔局所麻酔
  • 料金 $2,700最安 $2,200

City Medical Centreの施術ページに掲載のデータ

植毛が役に立たないのはどんなとき?

植毛は新しい髪を生み出すものではありません。今ある髪を配置し直す治療です。男性型・女性型脱毛の原因となるホルモンの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛包を、薄くなった部分へ移します。そのため、男性型脱毛症(AGA)にはよく効きますが、次のような場合には効果が乏しいか、まったく期待できません。

自己免疫による脱毛と円形脱毛症(alopecia areata)

円形脱毛症では、免疫の働きが毛包を攻撃し、丸い脱毛斑ができます。髪が再び生えてくることも多いのですが、新しい脱毛斑はいつでも、移植した部分やドナー部にも現れる可能性があります。そのため、植毛は円形脱毛症の治療にはなりません。治療は皮膚科医が行い、範囲や活動性に応じて計画が立てられます。

自己免疫による脱毛と円形脱毛症(alopecia areata)

病気、ストレス、ホルモンによる脱毛

高熱、手術、出産、急激な体重減少、強いストレスなどの数か月後に起こる大量の抜け毛は、多くの場合、休止期脱毛です。毛包が失われたわけではなく、一斉に休止期に入っただけです。ほとんどの場合、きっかけとなった要因がなくなれば、数か月で髪は回復していきます。

けがや火傷の傷あと、ドナーの不足

けがや火傷の後の瘢痕組織は、健康な皮膚に比べて血流が乏しいため、グラフトが生着しにくいことがあります。そうした部分をそもそも治療できるかどうかは傷あとの状態によって異なり、瘢痕の手術を専門とする医師が判断すべき問題です。

医学的・心理的な禁忌

植毛は手術であり、持病によっては安全に行えないか、まず専門医の意見が必要になります。よく挙げられる禁忌には次のようなものがあります。

代わりにすべきこと:まず診断と治療を

  1. 皮膚科医や毛髪の専門医を受診し、脱毛の原因を調べます。医師は、多くの場合ダーモスコープで頭皮を診察し、血液検査を行うこともあります。
  2. 原因を治療します。自己免疫の異常、ホルモンの乱れ、栄養の不足、頭皮の炎症などです。
代わりにすべきこと:まず診断と治療を

City Medical Centreで一人ひとりに合った計画を

City Medical Centreは、海外からの患者さんを受け入れているクリニックで、FUE、DHI、そしてFUEとDHIを組み合わせた方法で植毛を行っています。FUEは男性型脱毛症(AGA)に用い、FUEとDHIの組み合わせは男性型脱毛症と密度を高める目的に用います。円形脱毛症、病気の後やホルモンの乱れによる脱毛、けがや火傷の傷あとへの植毛、そして上記のような医学的禁忌がある場合には、当クリニックでは植毛を行っていません。その場合は医師が正直にお伝えし、まず適切な専門医を受診するようおすすめします。

回復までの一般的な流れ

  1. 0~10日回復期:かさぶたが取れ、腫れが引き、施術部位が少しずつ回復します
  2. 2~4週間移植毛の脱毛:正常な過程で、抜けるのは毛だけで毛包はそのまま残ります
  3. 3~4か月発毛の始まり:新しい毛が少しずつ生え、結果が見え始めます
  4. 6~9か月密度の実感:髪が濃くなり、主なボリュームと生え際の形が見えてきます
  5. 12~18か月最終的な仕上がり:最終的な密度と自然な生え際が完成します

出典

よくある質問

円形脱毛症は植毛で治せますか?

通常は治せません。円形脱毛症では免疫が毛包を攻撃し、移植した部分やドナー部にも新しい脱毛斑が現れる可能性があります。治療は皮膚科医が行います。病気が活動している間は植毛を検討せず、City Medical Centreでも円形脱毛症に対する植毛は行っていません。

糖尿病があっても植毛できますか?

糖尿病は傷の治りや感染のリスクに影響し、コントロールが不十分な糖尿病は手術の禁忌としてよく挙げられます。City Medical Centreでは糖尿病を禁忌の一つとしているため、医師と個別に相談し、手術が適切かどうかを医師が率直にお伝えします。

ドナー部の髪が少なすぎる場合はどうなりますか?

後頭部の髪が少ない、または細い場合、ドナー部を薄くしすぎずに見た目にわかる密度を得るだけのグラフトが確保できないことがあります。医師は計画を立てる前に密度を評価します。その場合、植毛をおすすめしないこともあり、脱毛への別の対処法を一緒に考えます。

植毛に年齢制限はありますか?

18歳未満の方には植毛を行いません。若い方の場合、脱毛がまだ進行中であることが多く、最終的な脱毛の形を予測して自然な仕上がりを計画するのが難しいためです。上限の年齢は特に決まっておらず、年齢よりも全身の健康状態とドナー部の状態が重要です。

病気の後に抜けた髪は、植毛しなくても生えてきますか?

多くの場合、生えてきます。高熱、手術、出産、強いストレスなどの数か月後に起こる抜け毛は一時的なことが多く、きっかけがなくなれば通常6〜12か月ほどで回復します。回復しない場合は、植毛を検討する前に、医師が別の原因を調べる必要があります。

ご注意。本記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。どの手術にも禁忌やリスクがあり、適した方法は医師の診察を経て初めて決まります。

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