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DHI植毛とは:チョイ式植毛器による手順をわかりやすく解説

DHI(直接植毛)は、毛包単位の移植法のひとつで、あらかじめ受け穴を作らずに、ペン型の器具「チョイ式植毛器」でグラフトを頭皮に直接植え込みます。今ある髪の間の密度を高めたい場合や、生え際を細かくデザインしたい場合によく選ばれます。この記事では、DHIとは何か、植毛器の仕組み、施術当日の流れ、FUEやFUTとの違い、メリットとデメリット、向いている人、そして回復の経過を説明します。

City Medical Centre 編集部更新日

DHI植毛とは:チョイ式植毛器による手順をわかりやすく解説

30秒でわかる要点

  • DHIは、受け穴を先に作らず、チョイ式植毛器でグラフトを植え込みます。
  • グラフトはFUEと同じように、ドナー部から1株ずつ採取します。
  • 今ある髪の間の密度を高め、角度と向きを細かく調整するのに役立ちます。
  • 通常、施術時間は長く、1日に植えられるグラフト数は一般的なFUEより少なめです。
  • 新しい髪は約3〜4か月で生え始め、最終的な結果は12〜18か月で評価します。

施術の基本データ

  • 入院期間日帰り
  • 最終的な仕上がり12–18 か月
  • 麻酔局所麻酔
  • 料金 $2,700最安 $2,200

City Medical Centreの施術ページに掲載のデータ

DHI植毛とは

DHIは「direct hair implantation(直接植毛)」の略です。FUEと同様に、1〜4本の髪からなる毛包単位のグラフトを、後頭部や側頭部のドナー部から薄くなった部分へ移します。違いは植え込みの段階にあります。先に小さな切り込みを作ってピンセットでグラフトを入れるのではなく、医師が各グラフトを植毛ペンの中空の針に装填し、1回の動作で頭皮に直接植え込みます。

DHIは別の種類の髪でも、別のドナー源でもありません。1本ごとの角度、向き、深さを医師が細かく調整できる、グラフトの植え方のひとつです。当院で行っている方法については、植毛のページで詳しくご覧いただけます。

チョイ式植毛器の仕組み

チョイ式植毛器は、先端に中空の針、内部にプランジャーがついた細いペン型の器具です。アシスタントが針にグラフトを1つ装填します。医師は選んだ角度でペンを持ち、適切な深さまで針を皮膚に入れてプランジャーを押し、針を抜きながらグラフトを所定の位置に押し込みます。

チョイ式植毛器の仕組み

施術の流れ:採取から植え込みまで

  • 計画:医師が脱毛のタイプとドナーの余力を評価し、必要なグラフト数を計算して、将来の生え際をデザインします。
  • 準備:ドナー部は短く刈り込みます。植え込む部分は長めに残せることがあり、これが刈り上げを避けたいときにDHIが選ばれる理由のひとつです。
  • 局所麻酔:ドナー部と植え込む部分に麻酔をするため、施術中は起きたまま楽に過ごせます。

DHI・FUE・FUTの主な違い

DHI

採取
マイクロパンチで1株ずつ
植え込み
植毛ペン。受け穴を先に作らない
ドナー部の傷跡
小さな点状の跡
主な用途
密度アップ、生え際、今ある髪の間への植毛

一般的なFUE

採取
マイクロパンチで1株ずつ
植え込み
先に受け穴を作り、ピンセットで植える
ドナー部の傷跡
小さな点状の跡
主な用途
男性型脱毛症の広い範囲

FUT(ストリップ法)

採取
頭皮を帯状に切り取り、分割する
植え込み
先に受け穴を作り、ピンセットで植える
ドナー部の傷跡
後頭部に線状の傷跡
主な用途
1回で多くのグラフトを移植

実際には、FUEで採取してDHIのペンで植え込む、または同じ頭皮の中でFUEとDHIを部位ごとに使い分けるなど、方法を組み合わせることがよくあります。

DHIのメリットとデメリット

  • メリット:角度と向きを細かく調整できる。今ある髪の間にも植えられる。植え込む部分を全部刈り上げなくてよいことが多い。グラフトに触れる回数が少ない。
  • デメリット:施術に時間がかかり、経験豊富なチームが必要。1日に植えられるグラフト数は一般的なFUEより少なめ。時間と器具が必要なため費用が高くなることがある。非常に広い脱毛範囲には向きにくい。

DHIでも植毛の基本的な限界は変わりません。グラフト数はドナーの余力で決まり、移植した髪があっても、もともとの髪の脱毛が止まるわけではありません。

DHIが向いている人と受けられない場合

DHIは通常、脱毛の進行パターンが落ち着いていて、生え際を取り戻したい方、薄い部分の密度を上げたい方、こめかみ、眉、傷跡などの小さな範囲を整えたい方に検討されます。頭全体を刈り上げたくない場合にも選ばれます。

次のような場合は、植毛はすすめられないか、延期となります。

回復と結果が出るまでの経過

施術後の時期 · 一般的な経過

最初の1〜2週間
小さなかさぶたができて取れる。額のむくみが引く
2〜4週間
植えた髪が抜ける。毛包はそのまま残る
3〜4か月
新しい髪が生え始める
6〜9か月
密度と輪郭がはっきりしてくる
12〜18か月
最終的な密度と自然な生え際
回復と結果が出るまでの経過

City Medical Centreで自分に合った治療計画を

City Medical Centreは、海外からの患者さんを受け入れているクリニックです。当クリニックでは3つの方法を行っています。男性型脱毛症に用いる従来のFUE、密度を高めるために用いる植毛ペンでのDHI、そして男性型脱毛症と密度アップに用いるFUE採取とDHI植え込みの併用法です。FUTのストリップ法は、この記事では一般的な情報として紹介しており、当クリニックでは行っていません。あなたに合う方法はカウンセリングで決めます。

回復までの一般的な流れ

  1. 0~10日回復期:かさぶたが取れ、腫れが引き、施術部位が少しずつ回復します
  2. 2~4週間移植毛の脱毛:正常な過程で、抜けるのは毛だけで毛包はそのまま残ります
  3. 3~4か月発毛の始まり:新しい毛が少しずつ生え、結果が見え始めます
  4. 6~9か月密度の実感:髪が濃くなり、主なボリュームと生え際の形が見えてきます
  5. 12~18か月最終的な仕上がり:最終的な密度と自然な生え際が完成します

出典

よくある質問

DHIはFUEより優れていますか?

必ずしもそうではありません。DHIは角度と向きを細かく調整でき、密度アップや生え際に向いていますが、広い範囲には一般的なFUEのほうが実用的なことが多いです。どちらも同じドナーのグラフトを使います。多くの計画では両方を組み合わせ、医師が脱毛の状態とドナー部を評価したうえで方法を選びます。

DHIでは頭を刈り上げる必要がありますか?

グラフトを採取するため、ドナー部は通常短く刈り込みます。植え込む部分は、植毛器で今ある髪の間にもグラフトを入れられるため、全部刈り上げなくてよいことが多いです。どの程度刈り上げるかはグラフト数と施術範囲によって異なり、カウンセリングで相談します。

DHIで1日に何株植えられますか?

チーム、ドナーの余力、グラフトの大きさによって異なります。1株ずつ装填して植え込むため、DHIで1日に植えられる数は一般的なFUEより少なめです。広い範囲の場合は、FUEと組み合わせたり、複数回に分けて行ったりすることがあります。

DHIはFUEより費用が高いですか?

DHIは施術時間が長く、複数の植毛器と大きめの熟練チームが必要なため、費用が高くなることが多いです。最終的な費用は主にグラフト数と選ぶ方法によって決まります。City Medical Centreでは、評価のあとに費用をお伝えし、その金額を契約書に明記します。

DHIの結果はいつ頃わかりますか?

植えた髪は最初の数週間で抜けることが多いですが、これは正常な経過です。新しい髪は約3〜4か月で生え始め、6〜9か月で密度がはっきりし、最終的な結果は施術から12〜18か月後に評価します。

ご注意。本記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。どの手術にも禁忌やリスクがあり、適した方法は医師の診察を経て初めて決まります。

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